1年間を前期・後期に分けた2期制とし、前期に基礎技術習得のための基礎実習、後期からは、より深い専門技術・知識の習得を図るため、応用料理を行います。また、後期には、寿司・手打ちそば等、現場から定期的に講師を招き、実践的指導を受けます。
前期メニュー例
だし巻き卵
後期メニュー例
吹き寄せ
科目名 | 学習時間 | 学習内容 |
---|---|---|
食文化概論 | 30時間 | 日本の食生活、食文化の変化、外国の食文化など。 |
公衆衛生 | 90時間 | 健康を守る為の心身維持、病気の予防、精神衛生などの環境について。 |
栄養学 | 90時間 | バランス良く栄養を取る為の栄養素の働き、人間の健康と食生活について。 |
食品学 | 60時間 | 食品に含まれる成分とその働き、取り扱いや保存方法など。 |
食品衛生学 | 120時間 | 健康に害を及ぼす食中毒、寄生虫、消毒法、食品添加物など。 |
食品衛生実習 | 30時間 | 食中毒、消毒法、食品添加物など健康に害を及ぼすのは何故か、実験を通して学びます。 |
調理理論 | 150時間 | 調理の基礎から目的、方法、様式など。 |
調理実習 | 300時間 | 日本・西洋・中国の基本技術の修得を重視した内容。(うち校外実習60時間) |
総合調理 技術実習 |
90時間 |
基礎である正しい身だしなみ、姿勢、調理器具の取り扱い、管理、清掃方法など。 集団調理も学びます。 |
※カリキュラムは変更となる場合があります。
県内のホテル・飲食店等の施設で、合計60時間の実習を行います。調理業務の実際を実地に経験することにより、調理師としての職業意識を向上させ、併せて基本的な調理技術および、多様化した調理業務に応える知識・技術を学習することが目的です。
調理師養成科とパティシエ科、各科とも1年コースという特徴を最大限に生かし、2年間で調理師と製菓衛生師の2つの資格を取得することも可能です。デザートも出来るシェフ、料理の出来るパティシエは将来の活躍のフィールドがぐ~んと広がります。ダブルライセンスはどちらの科からでも就学できます。